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虎の巻|尿路管理

尿路管理

尿路管理の方法

尿中への尿酸の析出を予防し尿路結石を防ぐために尿路管理を行います。
高尿酸血症や痛風を有する症例では、新たな尿路結石の発生防止と、既存の尿路結石の治療という2つの観点から尿路管理を行います。
尿酸結石の主な危険因子には、“尿量低下あるいは水分摂取不足”、“尿中尿酸排泄量の増加”、“酸性尿の存在”の3つがありますので、新たな結石を予防するためには尿酸生成抑制薬の使用およびプリン体摂取制限、1日2L以上の飲水指導、尿のアルカリ化が行われます。

尿路管理の方法
尿路管理の方法
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尿路結石合併例の治療

尿路結石合併例に対しては、尿酸生成抑制薬が第一選択薬となります。
尿路結石の既応ないし保有例に尿酸排泄促進薬を投与すると尿路結石を発症しやすくなるため、尿酸生成抑制薬が第一選択薬となります。
尿路結石合併例の治療
尿路結石合併例の治療
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尿のアルカリ化

尿のアルカリ化により尿pH6.0~7.0を維持します。
高尿酸血症では、健常人に比べて尿中に排泄される尿酸の量が増え、pH6.0未満の酸性尿が多くみられます。尿酸はpH6.0未満では溶けにくく尿路結石や腎障害を起こしやすい状態にあるため、尿のアルカリ化が行われます。
尿をアルカリ化する方法としては、尿アルカリ化薬の使用とアルカリ性食品(野菜や海草など)の摂取があり、尿アルカリ化薬としては、現在は主にクエン酸配合剤が使用されています。
また尿pH7.5以上の過度のアルカリ化は、逆にリン酸カルシウムや尿酸ナトリウムの析出を促進するため、尿のpHが6.0~7.0に維持されるように、薬剤の投与量を調節します。

日本の尿アルカリ化薬
日本の尿アルカリ化薬


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