虎の巻|治療対象

高尿酸血症の薬物治療

治療対象

2010年に改訂された『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第2版』では、高尿酸血症の治療指針として以下のチャートが示されています。
高尿酸血症の治療指針
高尿酸血症の治療指針
page top
血清尿酸値が7.0mg/dLを超え、痛風関節炎を繰り返す症例や痛風結節を認める症例は薬物治療の対象となります。
痛風関節炎を繰り返す症例や痛風結節を認める症例は生活指導だけでは体内の尿酸プールを解消することは難しいため、薬物治療を考慮します。
痛風関節炎や痛風結節をきたしていない無症候性高尿酸血でも、尿路結石を含む腎障害や心血管障害のリスクと考えられる高血圧、虚血性心疾患、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの合併症を有する場合は、血清尿酸値8.0mg/dL以上で薬物治療を考慮します。
合併症がない場合でも、健常男性を対象として行われた研究において、尿酸値が8.0mg/dL、特に9.0mg/dLを超えると痛風発作の発症率が高いとの報告があることから、血清尿酸値9.0mg/dL以上を薬物治療の導入の目安とします。


page top
  • 前のページへ
  • 次のページへ